新型コロナワクチンは高齢者の優先接種も進み、一部では一般の接種も始まりましたね。
デルタ株の流行により感染者が一気に跳ね上がり始めた事もあり、少しでも早く多くの方にワクチンの接種していただきたい現状ではありますが、接種に不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか?😫
ワクチンの情報に関し、まず気をつけていただきたいことはSNSやメディアの情報を鵜呑みにしないことです。
メディア記事は多くの方に注目してもらいたい為に誤った認識をさせてしまうような見出し文を使う事が多々あります。
(かく言う私もメディアの見出し文によく踊らされてしまうタイプです!!)
SNSも拡散量が多い内容が正しいという事は全くありません。
どの内容が正しいのか自分で判断することは大変難しいですが、一番確かな情報は厚生労働省と首相官邸のホームページに載っています。
堅苦しく難しそうなイメージがありますが(※個人的な意見です)、実際に見てみると一般の方にわかりやすいようにまとめたページがあったり、統計データも掲載されています!🤗
まずは自分の目でちゃんと読んだ上で、それでも不安に感じる場合は厚生労働省の相談窓口やかかりつけのドクターなどに相談してみましょう👍
では厚生労働省と首相官邸に掲載されている内容より、ここでは接種を気をつけなければならない方の情報に注目してみましょう。
①:明らかな発熱は37.5度以上を指しますが、平均体温が低い方は37.5度以下でもドクターに相談して下さい。
②:かかっている病気によっては免疫低下や続発疾患の可能性もある為、治癒後2週間ほど間隔をおかなければいけません。
③・ⅵ:ポリエチレングリコールという成分(様々な医薬品やスキンケア用品に使われている成分です)に重度のアレルギー過敏症のある方は接種できません。
天然ゴムラテックスアレルギー、食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症含む)、蕁麻疹などの方は接種不適当アレルギーに該当しないので接種できます。
その他のアレルギーがある方はドクターに相談してみましょう。
ⅰ:血をサラサラにする薬で「抗凝固薬」を飲まれている方は、接種はできますが接種後の出血に注意が必要です。
対象の薬:ワーファリン、プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナ |
上記の薬を飲まれている方は、接種箇所を2分以上しっかり押さえて止血して下さい。
血をサラサラにする薬には「抗血小板薬」などもありますが、こちらは特に心配しなくて良いようです。
例:バイアスピリン、パナルジン、プラビックス、エフィエント、プレタール、バファリン、ブリリンタ、コンプラビン、タケルダ、エパデール、ドルナー、プロサイリン、アンプラーグ など |
ⅱ:免疫不全のある方は、新型コロナ感染症の重篤化のリスクが高いとされています。ワクチン接種は可能ですが、ドクターとよく相談しましょう。
ⅲ:基礎疾患のある方は、状態が悪化している場合や体調が悪いときの接種は控えて下さい。接種後の軽度な副反応が体調不良などにより重篤になってしまわないように慎重に判断しなくてはいけません。
上記以外に気を付ける方としては、
★妊娠中、授乳中の方
接種は可能ですが、安全性に関するデータが限られていることから主治医とよく相談して判断されることが推奨されています。
★16歳未満の接種希望者
16歳未満の方が接種を希望される場合は保護者の署名と同伴が必要です。(中学生以上は保護者の署名があれば同伴でなくても可能です。)
尚、ファイザー社のワクチンは12歳以上、モデルナ社のワクチンは18歳以上が接種対象となっています。
少し長くなってしまいましたが、今回は接種を受けたい方で注意していただきたい方について注目しました。
もっと詳しく知りたい方、副作用について心配な方、その他疑問点がある方はぜひ厚生労働省や首相官邸のサイトをチェックして下さいね!😄👍
厚生労働省 新型コロナワクチンについて:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A:https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/
首相官邸 新型コロナワクチンについて:https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html